カンタンな方法で大嫌いなカビを撃退！
”かび”って、本当にやっかいで、困りますよね。
このサイトでは、そんなかびの特徴・性質についてや、
かび対策・かび掃除の仕方についてじっくり紹介します。
かびは微生物の一種で、キノコと同じ
真菌という部類に分類されます。
人類の歴史よりも物凄く長い歴史を持つかびは、
35億年も前から地球に存在しています。
そのため、古代の時代からかびは、
人類を悩ませてきたそうです。
約8万の種類が見つかっているかびは、
家の中にもアオカビ、コウジカビ、
クロカビなどのたくさんの種類が存在します。
湿度が比較的高いお風呂やキッチンなどの水周りをはじめ、
湿度の低い所にも発生します。
かびが生えるとカビ臭くなったり、
美観を損ねるだけではなく、アレルギー性の病気の原因になったり、
ダニのエサになるため、かびは住まいの敵として見られています。
ただ、昔から酒やチーズなどの製造に、かびのような
微生物は使われてきています。
その伝統が発酵工業となり、抗生物質・調味料・醸造食品
などの製造にいかされたりしていますので、
一概に人間の害になるとも言えないかもしれませんね。
かびは、胞子という形態で、空気中を空気の流れに
そって浮遊しています。
その胞子は、いろいろな物の表面に付きます。
それから、かびが発芽するのですが、
ここでかびに適した環境がそろった時に発芽をします。
かびに適した環境とは、20〜30度くらいの気温で、
相対湿度(RH)が70％以上、食べ物のカスや汚れなどの栄養源があることです。
これらが揃うと、かびは発芽して菌糸を生育させ、
さらなる新しい胞子を生み出します。
かびのこれらの性質を知っていると、
予防や対策が可能になります。
住まいの各場所の湿度を下げたり、汚れや食べかすなどを
除去しておくなどです。
そこで、住まいの場所ごとにかびの上手な掃除方法を
紹介していきたいと思います。
畳って、意外とかびが発生しやすいんです。
生えないように対策をしていきましょう。
まず、水が吸い込まないうちに、畳の目に沿ってエタノール水を
つけた歯ブラシで畳をこするといいでしょう。
また、エタノールに水を混ぜたスプレーを
直接畳に吹くのも効果的です。
湿度の高い時期なんかは、特に気をつけてやってみて下さいね。
お風呂のかび対策の仕方を説明しますね。
まずは、日ごろからお風呂上がりの掃除の習慣をつけましょう。
お風呂上がりは、お風呂の中全体の温度が上がっているので、
水のシャワーをかけて温度を下げます。
すると、暖かく湿った場所を好むかびが
生息しにくくなります。
もちろん、換気扇はスイッチＯＮにして、
あとは、お風呂の壁の水滴などをワイパーや雑巾で
拭き取っておけばバッチリです。
また、お風呂のフタですが、周りにゴムパッキンが付いているものは、
パッキンにカビが発生することがあるので、
毎回しっかり水気を切るようにしましょう。
尚、湯垢が原因でできた壁や床のぬめりは、お風呂用洗剤で
しっかりとスポンジなどでこすり、水で洗い流しましょう。
冷蔵庫のゴムパッキンには、かびが発生しやすいです。
このパッキンの部分の汚れは、歯ブラシで埃を取って
クリームクレンザーで落とし、消毒用エタノールなどで
消毒しておきしましょう。
薄めた漂白剤を付けて拭けば、
もしカビが発生したときも大丈夫ですよ。
また、電子レンジなどには、市販されている除菌スプレーなどが
便利ですよ。
カビの注意をしなければいけない洗濯機の部分といえば、洗濯槽です。
洗濯槽は、内槽と外槽があって、その間は拭き掃除をすることが
できないので、溶け残った石けんカスなどの汚れが付着しやすいです。
そして、洗濯中に汚れやかびが剥がれて、洗濯物を汚してしまったりします。
そこで、洗剤の溶け残りや洗剤カスが残らないように、石けんは適量を
完全に溶かして使ったり、水温の低いときはお風呂の残り湯などを
使ったりしましょう。
また、カビが発生しにくいように、洗濯機のフタは開けたままにして、
洗濯機の内部を乾燥させるようにしましょう。
尚、手間のかかるお掃除なら、人に頼んでみるのも手ですよ。
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